源氏物語は、原書に忠実な漫画「あさきゆめみし」で学びました。

私は高校時代、源氏物語を「あさきゆめみし」で学びました。
いわゆる原書に忠実とされる訳でかつマンガ。

古典のさっぱりわからない私にも、理解できる光源氏の世界。
本当に一気読みしました。

言わずと知れた恋多き男性、光の君の初恋は父の側室である藤壺の女御。
そればかりか藤壺の女御との間に不義の子まで授かってしまいます。

藤壺の女御は源氏の母によく似ていると評され、母の面影を追い続ける源氏には満たされない心の寂しさがいつも追いかけているのかと思わされます。

そして心通わすことのなかった正室 葵上、藤壺の女御の面影を宿す紫の上、生霊となり源氏や葵上を悩ませる六条の御息所などなど…個性豊かな女性たちに彩られる源氏物語の世界がマンガを通して生き生きと描かれています。

それまで古典など全く興味もなかった私。興味がないどころかさっぱりわからないというのが本音でした。

しかし、この「あさきゆめみし」を通じて古典の面白さをしりました。
そして恋心は平安の昔から変わっていないことがちょっと素敵。

私も平安時代のお姫様に生まれて、源氏物語の次の巻を楽しみにする生活がしてみたいっと思いました。

世界でも稀有な完成度を持つ女流文学。とっつきにくいと敬遠するだけではもったいなさすぎます。

マンガでいいから受験生を始め、全ての日本人に読んでもらいたい文学作品です。

(執筆者:MM 30代 女性)

■連載雑誌
月刊mimi(講談社)1979年~1993年
■単行本
単行本:全13巻
■著者
大和和紀

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